いくつかの薬を組み合わせて、がんを攻撃

――ステージⅣで行われる「化学療法」とは、抗がん剤による治療ですか。

水沼そうです。化学療法は、抗がん剤を用いて、がんを小さくしたり、それ以上大きくならないようにしてがんの進行を遅らせる目的で行う治療方法です。現在、大腸がんの治療で使用されているのは、従来の抗がん剤であるオキサリプラチン、イリノテカン、フッ化ピリミジン系薬剤、分子標的治療薬であるベバシズマブ、セツキシマブ、パニツムマブ、さらには最近承認されたレゴラフェニブで、これらを組み合わせて治療します。一次治療としてどの抗がん剤を投与するかは、患者さんの大腸がん細胞のKRAS(ケイラス)という遺伝子に変異があるかどうかを調べ、患者さんの体力などを考慮した上で決定します。一次治療で効果がなくなった場合は二次治療の抗がん剤に変え、二次治療で効果がなくなった場合は三次治療の抗がん剤に変えます。



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Last Updated: 2015/5/13L.JP.OH.09.2014.0841