――III 、IV 期では必要に応じて腎全摘、サイトカイン療法、分子標的治療、緩和ケア、放射線療法が進められています。がんの治療では手術、薬物療法と並んで放射線療法が用いられます。腎細胞がんではどうでしょうか。

堀江残念ながら腎細胞がんは放射線の感受性が低いがん、言い換えると放射線が効きにくいがんです。ですから、作用も限定的ですが、脳に転移した場合はガンマナイフや定位放射線療法が有効な場合があります。また腎細胞がんは骨に転移し、疼痛を発生することがありますが、放射線療法はこのような症状の緩和には有用であると考えられます。



